シミをなくしたい / シミを改善する方法
シミをなくしたい、シミを改善する方法は?
シミは、放っておくと広がり、濃く目立ってきます。シミに気がついたら、できるだけ早くケアする事がポイントです。
目次
いったいシミの原因は何?
シミの原因は?
① 紫外線からのダメージ
日差しを多く浴びるとシミの原因になることは、広く知られています。
地上に届く紫外線波の中でUVB波は 日焼けという言葉のように 肌を赤く炎症のある状態にします。
長時間強い日差しを浴び続けると水ぶくれ、皮むけなど肌のトラブルが酷くなります。
そんな紫外線の刺激から肌を守るために メラニンがメラノサイト細胞から作られ 細胞を守る働きをします。
強い紫外線を浴び続けると その分、肌を守るために メラニンが多く作られますが、加齢、ストレスなどから 通常28日で生まれ変わるターンオーバーが乱れ できたメラニンが シミとして 消えずに残ったままになります。
お子さんはターンオーバーがほとんど正常に働くので 日焼け跡がシミとして残ることはあまりありません。
② ストレスによるシミ
ストレスは いつでも誰にでもあるものです。
でも、ストレスがあまりにも過酷で長引くと、うっすらシミが出てきます。
(目の周りが多いようです)
ストレスによって 活性酸素が増え、メラノサイトを刺激し、メラニンが過剰に生産されてしまいます。
また、ストレスで生理不順を引き起こしたりと ホルモンバランスも乱れがちになります。
ホルモンバランスが乱れると肌の生まれ変わりがスムーズにいかなくなり、よりシミになりやすくなります。
ストレスはシミにとって大敵です。
③生活習慣によるシミ
睡眠不足が続いたり、睡眠時間・食事の時間等がバラバラで不規則な生活が続くと 28日周期で新しい肌に生まれ変わるの肌のターンオーバーが乱れます。
ターンオーバーが乱れ、メラニンを持った角質がいつまでも表皮に垢として押上げられずにいると メラニンが肌に溜まったままで排出されにくく シミとして肌に残り シミができやすい肌となります。
美肌作り、健康のためにも、11時台には休んで 一定のリズムのある生活を心がけましょう。
④吹出物跡のシミ
ストレスなどでホルモンバランスの乱れると 大小の吹出物が出ることがあります。
吹出物は 少なからず炎症を伴い、赤みが出て、落ち着いた後も残ってしまうことが多いです。
吹出物の赤みも 刺激を受けてメラニンが活性化、経験上、次第に茶褐色のシミに変化しやすくなります。
吹出物は できるだけ刺激を与えず、赤みが出る前に 早めに落ち着かせるように気をつけましょう。
⑤更年期のシミ
更年期は 女性ホルモンの急激な減少からバランスを崩し、肌機能も低下 肌のターンオーバーはより遅くなってしまいます。
外からの刺激にたいするメラノサイトの働きも乱れ、過剰にメラニンを出し続けたり、制御しずらくなります。
また、肌の生まれ変わり ターンオーバー もますます鈍るため、シミがどんどん濃くなる状況になりやすいです。
更年期で一気にシミが濃く、増えてしまい、悩まれる方はとても多くいらっしゃいます。
シミを改善する方法は?
シミを予防・改善するには
①紫外線から肌を守る
日常には日焼け止めをしっかりめに塗布し、外出時には 日傘で降り注ぐ紫外線から肌を守りましょう。
空気のキレイな所や海・雪山などへ出かける際は、
より強い日差しを浴びることになるので しっかりこまめに塗り直したりして、UV効果が途切れることがないように気をつけてください。
また、日焼け止め製品に表示されているspfの数値は 数字が多い方が肌を守る力が強いと勘違いされることが多いですが、
例えばspf50 は spf30 に比べて 強力と思われがちです、
ところが、spfは効果が持続する時間を表しますので 効果に差がでるわけではありません。
spf1で20分程です、spf30で10時間程肌を守ってくれます。
spf50では 16時間強となり非現実的です。 かえって時間を長くするために 刺激的な成分が配合されていることがあります。
肌に刺激を与えるのは シミ予防の観点では 逆効果です。
日常の生活では spf30ほどの10時間保護効果の製品を 汗で流れた時に補い こまめに均一に塗り直すことがベストです。
②肌を丈夫にする、ストレスケアする
肌が弱いと 刺激に対して反応しやすく、メラニン作りも活発になります。
・肌を丈夫にするには 肌に合ったスキンケアで肌をしっかり保護する
・睡眠を十分に取り、生活のリズムを整えて 肌のバリアや肌機能が衰えを防ぐことが大切です。
・ストレスを感じやすい方は 肌が敏感になりやすい傾向があります。
常々リラックスを心がけ、
可能な範囲内であまり細かいことなどに気を使い過ぎないことも大切です。
気を使い過ぎると疲れやすく、色々な意味で抵抗力が低下します。
ストレスで活性酸素が増え、メラノサイトを刺激し、メラニンを過剰に出しやすくなります。
また、シミを気にしすぎるのも 大きなストレスになります。
気にするとシミが濃くなる方が多くいらっしゃいますので、要注意です。
③肌に合ったシミ対策のスキンケアをする
美白効果、メラニンの生成に関わるスキンケア、ターンオーバーを促すものなど 多く販売されています。
でも、肌に合っていないと かえって肌を刺激し敏感な肌にしてしまい逆効果の可能性もあります。
シミは根気なケアが大切です、肌に合ったスキンケアで根気よくシミの改善を目指しましょう。
また、肌が乾燥しやすい場合は、外からの刺激の影響を受けやすいので、乾燥対策は同時に行いましょう。
更年期以降のシミは 肌の生まれ変わりがますます鈍く、とても目立つものが多いので、肌負担の少ないピーリング効果のある製品も併用し、肌に合ったシミケアがおススメです。
ピーリング剤は肌が乾燥しやすくなるので、シミの為にも 合わせて保湿ケアをされることがおススメです。
④シミに効果的な食事・栄養素を取る
血液循環を良くすることは シミの改善に有効と言われています。
特にビタミンE、A、C は 肌に良いとされ、抗酸化力も高く、血行を良くします。中でも ビタミンC はメラニンの生成を抑える効果があります。
せっかく栄養バランスを考えた食事でも 内臓が弱っていると吸収して皮膚へめぐる効果も良くありません。
美しい皮膚を作るために 内臓から元気になるよう 食物繊維を含め、栄養バランスに気をつけて ある程度決まった時間に食事を取りましょう。
シミ改善で大切なことは
シミを予防、できてしまったシミを改善するために大切なことは、
使用目的に合った日焼け止め、日傘等で 紫外線から肌を守り、塗り直す。
睡眠不足を解消し、生活のリズムを整え、バランスの良い食事を心がけ、皮膚の状態を整え、循環を良くする。
肌に合った美白アイテムを使用し、シミを強く気にせず、気楽に根気よくスキンケア続けることがポイントです。
スキンケアをする際には、強いタッチで行わない、ピーリングをし過ぎないことも大切です。
多くの肌トラブルがある場合は エステティック化粧品/フロリアビューティもご参考くださいませ。